採用について

慶應義塾の職員採用情報にご関心をお持ちいただきありがとうございます。

慶應義塾には教育・研究・医療を支える数多くの職員が働いており、その担当業務も非常に多岐に渡っています。配属される部署によって、仕事内容も関わる人(教員や職員、学生、卒業生、外部の方など)も全く異なります。そのために、職員個々人を一見すると全く別の目的のために働いているようにも見えますが、慶應義塾職員が共通して持っているのは「慶應義塾をより良くしたい」「慶應義塾を通じて社会に貢献したい」という想いではないかと思います。

どの会社にも「企業理念」があるように慶應義塾にも創立者 福澤諭吉の志にもとづく「建学の精神」があります。以下は「慶應義塾の目的」と呼ばれる一文です。

「慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、 処世、立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず、躬行実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり」

他にも慶應義塾を知るうえで不可欠なキーワードはたくさんありますが、職員に必要なのは、慶應義塾という組織を理解しているということだけでなく、抱える問題や課題を発見し、自分の頭で考え、周りの人間を巻き込みながら、それを解決する能力です。問題や課題を見つけるには、そのものをよく理解している必要があります。慶應義塾職員を目指していただく皆さんにはぜひ慶應義塾に興味を持って、いろいろなことを調べていただきたいと思います。

そして、慶應義塾で働くご自身の姿をイメージしてみてください。ご自身が活躍されている姿が浮かびましたか。イメージしやすい仕事もそうでない仕事もあります。しかしながら大切なのは、その環境で頑張ろうという「挑戦する気持ち」「やる気」です。特に新たに慶應義塾の仲間に加わっていただく皆さんには、ぜひ「新しい風」を吹き込んでいただきたいと思います。長年働いている職員では気がつけないことも、フレッシュな考えを持った皆さんであれば気がつくことができます。

慶應義塾をより良くしたい、慶應義塾を通じて社会に貢献したいと考える皆さんに、われわれとともに働いていただきたいと考えています。